2020年3月1日


コロナウイルスの影響がいよいよクラシック音楽界にも出てきてしまった。すでに我が家には3つの団体から延期・キャンセルの通知が来ている。

1.王子ホールにてビオンディ来日公演3/3
2.サントリーホールの都響定期3/4
3.東京文化会館における東京春祭マクベス公演3/15
である。このなかで残念なのはムーティの指揮する予定のマクベス。演奏会形式とはいえムーティの棒で聴ける機会はもう何度もあるはずもなくとても悲しい。
 ビオンディも今回はヴィヴァルディの「四季」全曲を織り交ぜサービスたっぷりのプログラムだったがこれも残念。せっかく来日記念のCDまで買って入れ込んでいたのに!

 このあとも3~4月は音楽会を沢山予約しているので戦々恐々と言ったところ。おそらくオリンピックの動向が今年前半のクラシック音楽界の帰趨を決めるのではあるまいか?

 それにしても、現政権の無策ぶり、後だしじゃんけんぶりにはあきれるばかり。また多くの科学者・研究者の非科学的、非論理的な説明にもあきれている。
 たとえば、なぜ人口密度の低い北海道には70人以上の患者がいるのに、人口密度の高いあのラッシュの列車に毎日揺られて通勤する市民の多い東京ではその半分しか患者がいないのはいかなるわけか、科学的な分析がなされたというメディアの発表は聞いた事がない。
 細かいが初期であれだけ院内感染だとか大騒ぎした和歌山はその後13人のままで増えていないのは、いったいどうやって食い止めたのか、まったく説明がない。
 その他韓国と日本のPCR検査の数のあまりに大きな差の説明もテレビに出てくる学者さんの説明は論理的でなく、政府の答弁みたいである。

 まあそれはおいておいて、どうも私たちは自衛で、自分の体は自分で守れと言われているようだ。マスクと手洗いと外出の自粛くらいしか思い浮かばないが!
 まあ、しかたがないのでCDでも聴きましょう。でも早く音楽会で生の音楽が聴きたい!!!!


3/10追記
その後新国立の「コジ・ファン・トッテ」も中止になった。ただ、東フィルの「我が祖国」は8月に延期となったのはうれしい。
 今は暇なので、「カラヤン80’s」というCDボックスを毎日ちびちび聞いている。例えば昨日は「アルプス交響曲」とかムターのひいたチコフスキーのヴァイオリン協奏曲など。このボックスは約80枚、80年初めから最後の録音のブルックナー交響曲第七番までが含まれている。80年代の録音の素晴らしさは十分堪能できる。同じくからやん60’sと云うボックスも持っているが年代が20年違い演奏も録音も違うが、これを聴き比べても面白い。カラヤンのベストは70’sだと思うが、それと比べても興味が尽きない。いやあ、レコードの世界、楽しみはまだまだですねえ。

不安なのは春祭のトリスタンやマッシモパレルモ公演が中止になることだ。これを聴きそこなったら今年の楽しみはもう秋のスカラ座にいってしまう。それにしても椿姫をNHKホールでやるというのはいかがなものでしょうか?