ニコラス・ケイジ主演のSFホラー。原作はH.P.ラブクラフト原作のショート・ストーリーである。
舞台は、ラブクラフトの小説では何度も出てきているらしい、アーカムの丘。州は不明だ。
そこに住むネイサン・ガードナー(ニコラス・ケイジ)は都会に住んでいたが、今は妻と3人の子供とともに父親の経営していた農場に戻ってきた。奇妙なことにアラパカを飼育している。アメリカではアラパカの飼育はポピュラーなのだろうか?アラパカの乳を飲むシーンがあるが、ちょっと想像もつかない?これは余談。
ある夜、突然濃いピンク色の光が差したと思ったら、突然大音量で、庭に何物かが墜落した。それは異臭を放ち、ピンク色に輝いていたが、翌日には消えていた。警察と市長は隕石だろうと判断。マスコミも入り面白おかしく、UFOだろうと茶化した報道する。しかし翌日からガードナー家には異常な現象が起こり始める。
一方、この地域では大規模の水力発電ダムが計画されていた。発電会社から派遣された水文学者(水の流れ、地下も含めて、を研究、)のワードはアーカムとりわけ、ガードナー家の敷地から採取した水に異変を感じ、水質検査を行う。その結果その水が汚染されていたことがわかる。
果たしてガードナー家の異変は こ隕石がもたらしたものなのか、それとも汚染された水のせいか?
わからないままに、異変はエスカレートする!
とにかくえぐい映像が続出し、単なる異星人ものではないところがユニークだが、映像があまりにもグロテスクで少々不快なところが難点だろう。エイリアンものにこじつけないほうが面白かったかもしれない?これではグロ映像を売り物にした見世物映画だと思う。うまく作れば社会派ドラマにつながったのに!もったいない。
〆