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 洋画と思って見始めたが、どうもおかしい。香港映画のようだ。なつかしい、チョウ・ユンファがでている。
香港製の贋札王の物語である。

 主人公は売れない画家、レイ・マン(アーロン・クォーク)何年も目が出ない、一方恋人のユン・マンは大成功してゆく。
 贋作に天分のあった、レイはフクサン(ヨンファ)から勧誘を受け偽札作りに入ってゆく。レイはそれぞれの分野のエキパートを編成し新しい100米ドル作りに励む。相当粗っぽいことをしながら、資材をそろえ、完成する。
 一方カナダ警察と香港警察は協力してレイを追う。この作品はレイを逮捕して彼を尋問し彼の黒幕の「画家」とはだれかをはかせようとするところから始まる。怪しげな女が保釈人にになるが、レイの自白が条件で保釈は認められるという。レイは1985年からの物語を自白し始める。そこでは
偽札団の手口や売りさばき先などの情報が含まれていた。

 はたして、「画家」とはだれか、保釈を申請してきた女はだれか?なぞに包まれたたままクライマックスを迎える。

 相当手の込んだ作りである、時間と人物の混淆がカギだろう。仕掛けがわかるのに見終わってから2時間もかかってしまった。
 結局、キイワードは男女の愛憎劇とは安っぽく終わったものである。ハードボイルドを期待したが終わりはソフトムード。
チョウ・ユンファは年とったが元気な姿はうれしい。