2017年12月21日

「オーディオ装置の大掃除」

我が家の年末恒例のオーディオ装置の大掃除だ。もう3年目になるだろうか?その効果に驚いたので毎年しんどいが続けるようにしている。掃除に使用するのはオプソル社の端子クリンというクリーナーである。以前にも書いたが高いので最初は躊躇するがその効果はすこぶる大きいのでコストパフォーマンスは非常に高いと思う。
 改めて我が家の装置を整理すると以下のとおりである。
  スピーカー:B&Wシグネチャーダイアモンド
  CDプレーヤー:DP700(アキュフェーズ)
  プリアンプ:C-2810(アキュフェーズ)
  メインアンプ:A46(アキュフェーズ)
  ケーブル:すべてAETで統一
今回掃除の対象はスピーカーが8か所(バイワイアリングのため)、CDプレーヤー3か所、プリアンプ5か所、メインアンプ11か所、電源ケーブル3か所である。もう3回目なので慣れたせいか約1時間で終了。早速試聴。その前にデノンのオーディオチェックCDで位相や音場などをチェック。とりあえず今日は以下の
CDを聴いてみた。

モーツアルト:交響曲第35番ハフナー(ベーム/ベルリン/1960)
       いつも試聴に使うのだが、一番の変化は音の広がりと定位の良さだ。いつもはよほど集中しないと聴こえないファゴットがはっきり聴きとれる。

ベートーベン:交響曲第2番(カラヤン/ベルリン/1962)
       これはSACDで聴いたが意外にもあまり効果が感じられない。演奏自身が古いスタイルだからかな?ノリントン、ガーディナー、ヤルヴィなどの刺激的な音楽に毒されたのかも(失礼)

モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番(内田/テイト/1980)
       これも試聴用によくつかうCDである。ベームのハフナー同様音の広がりと定位が素晴らしい。ピアノの柔らかいタッチ、鋭い立ち上がりが見事である。30年前の録音だが全く古さを感じない。

ヴェルディ:オテロ(カラヤン/ウイーンフィル/1960)
      これも試聴によく使う。だいぶ古くなったが今回久しぶりに聴くとデッカのソニックステージの効果を改めて感じる。広い音場が素晴らしい。

ヘンデル:木管楽器のためのソナタ集(有田正弘、鈴木秀美他/1987)
     これも試聴用の一枚だ、各楽器の実在感もさることながら、改めて聴くとピタリと決まった定位が素晴らしい。

 今の装置にご不満の方、まずは大掃除です!