ネットフリックスオリジナル映画。サスペンスだが一種の謀略物ともいえるが、主人公レイチェル(イザベラ・メルセド)の成長物語でもあり、親子の愛情を描くホームドラマでもあり、110分に詰め込むだけ詰め込んだ映画だ。
クーパー(ジェイソン・モモア)は3人家族、妻と娘のレイチェルだ。妻は末期がんだが、薬が高価であり、クーパーは家を抵当に入れたり、苦心している。そこに、ジェネリックで安い薬が発売されることになり、大いに期待するが、製薬会社の財政的理由(?)で発売中止になる。やがてその後まもなく妻は死亡してしまい、クーパーは製薬会社を大いに恨むのだった。そして、ある日新聞記者から製薬会社の陰謀を打ち分けられる。しかしその後その新聞記者とクーパーは暴漢に襲われ、新聞記者はなくなってしまう。クーパーは復讐を誓うのだった。
しかし、その後この映画は奇想天外な展開を用意している。そこのみが唯一面白い映画だ。それをのぞけば凡庸なサスペンスといえよう。
〆
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