2020年4月30日
日中合作映画である。しかし役所広司もよくこんな映画に出演したものだとあきれてしまう。
役所はジアンという中国人(らしい)で、ウイングスというエベレストの私設の山岳救助隊である。パイロットと数人のクルーで構成している。赤字でうんうん言っているところにインド情報部と名乗る二人の男たちからエベレストの頂上付近に墜落した飛行機にある重要書類を取りに行きたいという依頼が来る。おりしもネパールでエベレストの関係国の連携会議が開催される。それに関わる書類らしい。大金を提示されたジアンはそれを受ける。そしてジアン、パイロット、カナダ人の3人に中国人の女性登山家のシャオタイズ、そしてインド情報部の男6人で6000m付近までヘリで飛ぶ。しかしそこでは驚愕の陰謀が渦巻いていた。
とまあ、こういう筋立てだ。話としてはおかしくはないが、果たしてこの映画は登山の専門家の手がはいっているのかと思われる点が無数にあり、どうもそれが気になり、さいごまで話に入れなかった。
エベレストの頂上で書類を燃やしたり、酸素マスクもせず頂上に向かったり、それよりなにより、薄っぺらい登山服はいかにもインチキ臭い。その他もろもろ言い出したらいくらでも出てくるが、もう少し本当らしく作れなかったのだろうか?まあ、私も山は高尾山も登ったことがない程度だから、えらそうなことは言えないが、エベレスト登山と云うのはそんなものかと誤解を与えるように思うのだが?
〆
日中合作映画である。しかし役所広司もよくこんな映画に出演したものだとあきれてしまう。
役所はジアンという中国人(らしい)で、ウイングスというエベレストの私設の山岳救助隊である。パイロットと数人のクルーで構成している。赤字でうんうん言っているところにインド情報部と名乗る二人の男たちからエベレストの頂上付近に墜落した飛行機にある重要書類を取りに行きたいという依頼が来る。おりしもネパールでエベレストの関係国の連携会議が開催される。それに関わる書類らしい。大金を提示されたジアンはそれを受ける。そしてジアン、パイロット、カナダ人の3人に中国人の女性登山家のシャオタイズ、そしてインド情報部の男6人で6000m付近までヘリで飛ぶ。しかしそこでは驚愕の陰謀が渦巻いていた。
とまあ、こういう筋立てだ。話としてはおかしくはないが、果たしてこの映画は登山の専門家の手がはいっているのかと思われる点が無数にあり、どうもそれが気になり、さいごまで話に入れなかった。
エベレストの頂上で書類を燃やしたり、酸素マスクもせず頂上に向かったり、それよりなにより、薄っぺらい登山服はいかにもインチキ臭い。その他もろもろ言い出したらいくらでも出てくるが、もう少し本当らしく作れなかったのだろうか?まあ、私も山は高尾山も登ったことがない程度だから、えらそうなことは言えないが、エベレスト登山と云うのはそんなものかと誤解を与えるように思うのだが?
〆